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Webメール業界で常に先頭を走ってきた「Active! mail」が、今夏Ajax対応製品へと進化する。セキュリティ対策と運用形態の観点からWebメールの重要性が注目を集めている昨今、市場にどのようなインパクトを与えるのだろうか?進化の裏側に迫る。
2006.8.23 文:山本剛
株式会社トランスウエア
取締役CTO
研究開発部 部長
村竹啓紀 氏
2006年9月上旬、株式会社トランスウエア(以下トランスウエア)は、Ajaxを採用したWebメール製品の最新版「Active! mail 6.0 with Interactive Design(以下Active! mail 6.0)」をリリースする。今までのActive! mailの利点は継承しつつも、全く新たな指針のもと作り上げた製品の強さの裏側を、村竹啓紀 取締役CTO 兼 研究開発部長(以下村竹CTO)に語ってもらった。
Active! mail 6.0のリリース背景を教えてください。
[村竹CTO]
今までActive! mail 2003で様々な要望を受け、カスタマイズを行ってきましたが、Webアプリケーションでユーザインターフェースの質を向上させていこうとすると、どうしてもブラウザの使用制限という壁にぶつかってしまいます。一般的には、現状のどのWebアプリケーションも似たような操作感になってしまっているのです。つまり、Webアプリケーションにおけるユーザインターフェースの質の低さですよね。そこで、トランスウエアでは、Webアプリケーションのユーザインターフェースの質を高めることをポリシーとして、製品開発を行っております。このことは、トランスウエアの製品開発上の中長期的な目標でもあります。
現状の問題点としては、ブラウザの使用制限です。それによって、Windowsアプリケーション、.netで作られたアプリケーションに比べ、操作性等が劣ってしまう欠点があります。お客様からは概ねActive! mail 2003のユーザインターフェースは良いという評価をいただいているのですが、開発サイドから見るとActive! mail 2003のユーザインターフェースの質は、現状では満足できるものではありません。
あと、今までお客様から機能部分のカクタマイズの要望はたくさんあったのですが、この1年の間に、この機能を隠したい、位置や見せ方を変えたい等のユーザインターフェース部分におけるカスタマイズが増えてきています。そういう意味でも、現状のActive! mail 2003のインターフェースは、ユーザビリティという面ではまだまだ完成されたものではないと考えています。