
2007年2月にIMAP対応Webメール『Denbun』(以下、IMAP版)をリリースしたネオジャパンが、11月14日に『Denbun POP版』(以下、POP版)を発表。IMAP版同様にAJAXを採用するとともに、多数の導入実績を持つグループウェア『desknet’s』の技術も応用されているという。POP版の開発に踏み切った経緯を問う。
2007.12.13 文:大谷忍
株式会社ネオジャパン
取締役 プロダクト事業本部長
大神田 守氏
POP版は、情報漏えい対策やメールデータの一元管理を目的としたWebメール製品。AJAXを採用しているので、快適な操作性を実現すると同時に、汎用DBと形態素解析エンジンの搭載により検索速度も向上している。今回、先にリリースされたIMAP版との違いや『desknet’s』との連携について、大神田取締役に、大いに語っていただいた。
- 『POP版』の開発背景について教えてください。
[大神田取締役]
これまで弊社が開発してきた『iOffice』や『desknet's』といったグループウェア製品には、すでにPOPを使ったWebメールが入っていました。また、弊社ではISP業者や大手ポータルサイト事業者様に対して、『desknet's』のWebメールだけを独自に提供していた実績もあり、POP版の開発は、それらを踏襲した製品となっています。
もともと、IMAP版は『desknet's』ユーザからの要望に応えるために開発したのですが、同じようにPOP版もユーザからの要望を実現した仕様となっています。例えば、ISP業者の場合、どうしてもセンターのメールサーバにメールを蓄積するような仕組みがありませんので、POPを使う場合がどうしても多くなります。
技術的な特長としては、AJAXが挙げられます。IMAP版、POP版に関わらず、クライアントメーラーの操作性をWebメールでも実現することが開発方針としてありました。今では他社でも普通に採用していますが、弊社では一昨年の段階で、『desknet's』のWebメールをAJAX化するという方向で動き出したことが今に繋がっています。AJAXにより操作性が向上したため、利用者に対するサービスレベルを落としたくないと考えているIT管理者の要望にも応えられるようになりました。