
Microsoft Exchange Server 2007に対応した電子メールアーカイブソリューション「Symantec Enterprise Vault 7.0」が遂に発表された。マイクロソフト社製品と密に連携し、真の電子メールアーカイブソリューションを提供すると評される、その強みに迫る。
2007.2.7 文:山本剛
株式会社シマンテック
プロダクト・マーケティング部
リージョナル・プロダクト・マーケティング・マネージャ
堀江 徹 氏
2007年1月31日、Microsoft Exchange Server 2007に対応した電子メールアーカイブソリューション「Symantec Enterprise Vault 7.0」が遂に発表された。J-SOXの施行を前に、電子メールの監査面でのアーカイブが非常に注目されているが、電子メールデータ自体の管理という点も対応すべき事項である。Microsoft Exchange Serverと最高レベルで連携し、電子メールに特化した真のアーカイブソリューションを提供する、その強みについて大いに語ってもらった。
- 電子メールアーカイブソリューションである「Enterprise Vault」のリリース背景を教えてください。
[堀江マネージャ]
アーカイブ市場についてですが、いよいよ電子メールアーカイブが重要な電子メールソリューションの1つとして確立されました。その要因として、電子メールの重要性が非常に高まってきており、またビジネスインフラとして電子メールの活用が急速に増え、データ量も増えているということが影響しています。この2つの背景をもとに、電子メールアーカイブソリューションである「Enterprise Vault」の必要性が、明らかになってきました。
- 電子メールアーカイブソリューションはなぜ必要とされているのでしょうか?
[堀江マネージャ]
1980年代後半は、勘定系システムが企業ビジネスのミッションクリティカルなアプリケーションという位置付けだったと思いますが、その後ERPからサプライチェーンマネージメント、CRM、Eコマース、そして今まさにメッセージング、電子メールというところが非常に重要となってきています。
それを裏付ける情報として、調査結果(CIO Magazine, Jan 2005)より3点挙げますと、1点目は75%の企業が知的財産を電子メールに保管しています。2点目は79%の企業が電子メールを企業内での承認方法として認めている、つまりはワークフローとして電子メールでの承認プロセスです。そして3点目は、Fortune500の企業の75%が法的な訴訟問題等において、電子メールを法的証拠として利用しているということです。このような裏付けとなる情報をもとに電子メールは、当然のごとく非常に企業内の重要な情報ストアだと言えると思います。
- なるほど、電子メールがビジネスフローとして一般化してきたということですね。
[堀江マネージャ]
はい。さらに現在は電子情報の範囲が拡大しており、実際に88%の企業から企業内にある様々な情報を統合してアーカイブしてほしいという要望が挙がっています(Enterprise Strategy Group, Oct 2006)。その中には、Microsoft ExchangeやDominoに代表されるような電子メールシステムや、コラボレーションツールであるMicrosoft SharePointやWeb。さらには、インスタントメッセンジャー、今後はVoIPやデジタル音声といったものも電子情報として管理していく必要性が高まってきています。これらの動向がアーカイブ市場の背景を形成し、「Enterprise Vault」の必要性と、新バージョンの「Enterprise Vault 7.0」の新機能のポイントに結びついています。