
導入効果の高いスパムメール対策製品を導入する為のポイント
スパムメール対策製品に関する情報は現在も日々増加しており、導入を検討されている方は情報の選別に苦労されているのではないでしょうか。このコラムでは、3年間で100サイト以上にスパムメール対策製品を導入してきた経験を元に、機器選定からシステムを導入するまでのフェーズを5つに分けそれぞれポイントを解説していきます。
日商エレクトロニクス株式会社 メッセージングコンサルタント 大野秀記
現在、スパムメール対策製品は国内市場だけでも実に50製品以上が販売されており各社は差別化の為に、独自機能を次々に取り入れています。しかし、3ヶ月も経つと他の製品にも同様の機能が追加され、製品を選択する方からすると非常に悩ましい状態となっています。そこで、この章では、SI として様々なサイトにスパム対策製品を導入した経験を元に製品調査に関するポイントを紹介していきます。
スパム対策製品のほとんどは最初にメールを受信するように配置する必要があります。理由としては、メールを受け取る前にセッションレベルでの流量制御やレピュテーション機能を利用する為です。メールを最初に受け取るという事はスパム対策の機能は勿論ですが MTA(Mail Transfer Agent) の機能も重要視する必要があります。現に、スパム対策に関する機能だけで製品を選択してしまい メールの遅延やメールが受け取れなくなったりするケースが後を絶ちません。MTA としての機能をきちんと確認した上で、スパム機能を確認する方が安定したスパム対策を実現する早道となります。 以下に幾つかの確認事項を記載しますので必ず調査の段階でチェックする事をお奨めします。
スパム対策機器をメールの入り口に配置する場合には、まずはMTA の機能がしっかりとしている点を確認する事で、安定したスパム対策を実現する事が可能となります。