e-Mail Messaging Policy

電子メールがもたらすリスクから自分を守るためのメッセージングポリシー入門」
高セキュリティで利便性の高いメールシステム環境を整えたとしても、実際に安全に効率よくメールを利用するには、メール利用者のモラルや知識等に依存する。メールは昔から意識することなく使用できていたため、教育面での必要性はあまり認識されていないが、1通のメールによって大惨事を引き起こす可能性もある。今回はメール教育カテゴリー開設ということで、メールコンプライアンス教育の第一人者で、メッセージングポリシー提唱者でもあるメッセージングテクノロジー株式会社 代表取締役 植村文明氏に、メッセージングポリシーについてご寄稿頂いた。


電子メールは最大のセキュリティホール

電子メールが急増する今日、電子メールに関連するトラブルや過失事故が増加しています。電子メールの送受信に伴うトラブルは、個人及び機密情報の漏洩、内容の改竄、誤配信、ウイルス感染メールの配信、メールの不到達、誹謗中傷など性質の異なる原因から多発しています。

また、過失及び犯罪による個人情報の漏洩により多額な損害賠償請求事件も急増し、送受信者間において<図表1>のような脅威と損害が想定されるため、無資格で操作ができる電子メールこそ組織にとって最大のセキュリティホールといわざるを得ません。どのように電子メールを取り扱うべきか、そのリスクマネジメント方法の発見はかなり切迫した課題となっています。

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【執筆者略歴】
植村 文明(メッセージングテクノロジー株式会社 代表取締役社長)

植村社長

1955年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。1979年博報堂入社。2000年電子メールサーバ関連ソフト開発のメッセージングテクノロジー株式会社代表取締役に就任。(財)マルチメディア振興センター Eジャパン協議会のメッセージングポリシーモデル規定集策定委員会に委員長として参画し、電子メールの運用管理基準であるメッセージングポリシーを発表。日本リスクマネジメント協会認定のメール検定「グリーンパス」を企画・開発したメールコンプライアンスの第一人者。
専門分野は、ITコミュニケーション戦略及びトラッキングシステム開発。日本広報学会会員。
著書:『ダ・メール!~やってはいけないメール30の掟~』(学習研究社)

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