「時代を促すWebメールの下剋上
利便性を対価に導入されてきたWebメールだが、その多くはメインメールシステムのオプション的な位置付けが多かった。ただし、昨今Webメールを取り巻く環境で、地殻変動が起きている。Webメールが時代に求められ始めているのだ。何が起きているのか?なぜWebメールなのか?その秘密に迫る!
ヒューレットパッカード社のHP OpenMailをベースに600人月以上の開発工数をかけて、Ajaxを活用したWebメールなどの最新機能が付加された「Scalix」。当初はクローズドソースで開発していましたが、2007年よりオープンソース化を予定している。 一般企業や官公庁、学校関係が通常メーラーをWEBメールへ切替する事や、SaaS市場の拡大とともに、安価で高機能なWebメールが求められている昨今、ASP/ISP事業者としても「Scalix」の活用に対する期待が高まっています。
「Scalix」製品は3種類のエディションと、2タイプのユーザがあります。規模と目的に応じて最適な製品を選択できます。また、Ajaxを利用したWebメールのほかに、モバイルクライアントやPOP3/IMAPクライアント、Outlookネイティブサポート(MAPI)など、さまざまなメールクライアントを利用可能。さらに、メール機能に加えて、すべてのユーザに対して、「スケジュール管理」や「個人アドレス帳」といった個人情報管理機能を提供してます。プレミアムユーザでは、「会議通知と施設予約等のスケジュール調整機能」「共有フォルダによる情報共有」「代理人に対するメールアクセス権限などの委譲」といったグループウェア機能も使うことができます。
【製品タイプ】| エンタープライズエディション | 複数サーバ構成をサポートする製品 |
| スモールビジネスエディション | 単一サーバでの利用に適した製品 |
| コミュニティエディション | 無償でダウンロードして使用できる製品 |
| プレミアムユーザ | 「Scalix」の全機能を使えるユーザ。エンタープライズエディションは50ユーザ以上1ユーザ単位で、スモールビジネスエディションは50ユーザ以上25ユーザ単位でライセンスを購入して利用可能。コミュニティエディションは25ユーザまでのプレミアムユーザが登録できます。これ以上必要な場合は、スモールビジネスエディションまたはエンタープライズエディションのライセンスが必要です。 |
| スタンダードユーザ | グループウェア機能及びOutlookネイティブインタフェースは利用できませんが、Webメールを含むメール機能、個人的なスケジュール管理やアドレス帳は利用可能。 |
【製品基本情報はこちら】
Scalix Web Access
(1)(1) Ajax採用、携帯/PDAサポート
「Scalix」をサーバにはインストールするとApache+Tomcatがインストールされます。これによりWebメールシステム「Scalix Web Access」を利用できるようになります。SMTPサーバ機能を内蔵しているため、別途メールサーバを構築する必要がありません。
Ajaxを使っているので、ブラウザにプラグインソフトウェアを追加インストールする必要はありません。画面構成は直感的に利用できる「ルック&フィール」を実現。左側にフォルダ、ToDo、カレンダー、右側にビュー、プレビューの3ペインの構造(構造は固定)。マウス右クリックメニューやドラッグ&ドロップによる操作のほかに、ショートカットキーでの操作もできます。さらに、マルチウィンドウに対応しているので、複数のメールを同時に閲覧することも可能。
「Scalix Web Acess」にはモバイル機能を提供している「Scalix Mobile Web Client」があります。フルブラウザ対応の携帯電話であれば、携帯電話のブラウザからメールボックスの閲覧、送信、返信、転送、検索など、基本的なメール処理を行うことができます。
(2)Microsoft社のExchangeライクな豊富な機能
Ajaxを採用しているので操作も快適、ドラッグ&ドロップや右クリックでのメール作成やメールの振り分けも簡単にできます。クライアントメーラーを使いなれている方にも使いやすい。また、ツールバーでの利用もサポートしているので、好みに合わせて操作可能。特殊なのは、メール作成画面を別ウィンドウで表示するという設定。別ウィンドウによる作業とペインでの作業と任意に選択できます。別ウィンドウは10枚まで同時に上がります。また、別ウィンドウを上げたりしない場合は、ペインの件名表示部分にあるプラスボタンをクリックしてヘッダ情報を確認することも可能。ペインはサイズ変更できるので、メールチェックするにもストレスを感じることはありません。
(3)スケーラビリティ、ハイアベイラビリティ
規模や用途に応じて、1台のサーバによるオールインワン構成から複数のサーバによる冗長構成や負荷分散クラスター(※クラスターソフトが別途必要)まで、柔軟なサーバ構成が可能です。複数台構成の場合でも、サーバごとの追加ライセンスは不要です。ハード資源を有効活用するために、アクティブ - アクティブ構成のフェールオーバークラスター構成をサポート。数万人規模の場合、複数のSCALIXサーバにメールボックスを分散してシングルサーバーイメージでの運用も可能です。また、アクセス負荷が高い場合、Webフロントエンドとメッセージングサーバを分けて、負荷分散をはかれます。「Scalix」自体のスケーラビリティは1サーバ3,000名から4,000名。米国の方では、5,000名から8,000名で動かしている実績があります。また、Webメールの部分を外出しにして、「Scalix」のメッセージストアをバックグランドにおいて、フロントバックの2層構造にしたシステム構成の場合、台数によっては数十万人以上の規模まで利用できます。
製品・サービス取り扱い企業
日本スケーリックス株式会社
〒103-0027東京都中央区日本橋2-16-3 日本橋中央ビル5階
代表者:久保 元治
【事業内容】
日本におけるSCALIX販売・サポート・開発
掲載企業
同上