
ミラポイントジャパンは、ゾンビPC対策に有効なIPレピュテーションによるフィルタリングを行う新機能「Mirapoint Reputation Hurdle(ミラポイント・レピュテーションハードル)」(http://www.mirapoint.co.jp/products/rpwhitepaper.php)を発表し、メールセキュリティアプライアンスサーバ『Mirapoint RazorGate』の1機能として、2008年6月9日より販売、出荷を開始する。
『RazorGate』は、メールシステムのレイヤごとに異なる複数のセキュリティ機能を適用し、スパム検知率を高める「マルチレイヤプロテクション」を特長としており、今回新たに「Reputation Hurdle」が追加されたことで、ネットワークエッジにおけるセキュリティ機能がさらに強化された。
脆弱なホームコンピュータなどを悪用してスパムメールを発信させる手口は後を絶たず、1日に新たに稼動するゾンビPCの数は50万~60万台にのぼり、世界中のスパムメールの85%がゾンビPCから発信されていることが報告されている。
「Reputation Hurdle」は、リアルタイムディテクションセンタへIPアドレスの判定を依頼し、送信者が疑わしい人物かどうかを見極める。リアルタイムディテクションセンタは、世界70万以上のディテクションポイントから、1日10億以上のIPアドレスを収集し、RPDテクノロジに基づいたメールの構成パターンとメールの配信パターンの両方から分析し、常時「Reputation Hurdle」用のIPデータベースのアップデートを行う。
そのため、一度怪しい振る舞いをしたIPアドレスであっても、正常な振る舞いに戻った場合は、リアルタイムにデータベース上にアップデートされるため、これまでのIPレピュテーションに利用されてきたRBL (Realtime BlackholeList) などのようにリストから正常なIPアドレスを取り除くための膨大な時間やプロセスも必要なく、誤検知防止にも有効となる。
「Reputation Hurdle」は、メールネットワーク全体の安定したパフォーマンスを保持するために、ディテクションセンタへのクエリサイズは0.5KBと軽く、300msecの速さで判定結果を受領できるので、1秒間に数千もの判定依頼を実行してもパフォーマンスに影響はない。
また、昨今は、PDFをはじめとする画像スパムが増加し、スパムの50%を占めるまでになっている。1通のサイズが平均5.5KBのテキストスパムに対して、その5-8倍重い画像スパムは、ネットワーク、CPUなどのシステムリソースを著しく浪費させることから、企業のネットワークから一番遠いネットワークエッジで、いかにブロックするかが重要となっている。
『RazorGate』のマルチレイヤプロテクションにおいて、「Reputation Hurdle」は、ミラポイント独自の「MailHurdle」や送信ドメイン認証「SPF」と併用することで、スパム、フィッシング、マルウェア(ワーム、トロイの木馬、ルートキット、スパイウェア、アドウェア、ゾンビ/ボットネットなど)に対するSMTPレイヤでの送信者検疫を強化できる。
■「Reputation Hurdle」詳細について
http://www.mirapoint.co.jp/products/rpwhitepaper.php
■ミラポイントジャパンについて
http://www.mirapoint.co.jp/