
センドメールは、メールセキュリティの統合運用・管理ソフトウェアの最新版『Mailstream Manager 3.0 日本語版』の販売を開始した。
『Mailstream Manager』は、メールゲートウェイからメールボックスまで、全てのメールシステムを対象に、ウィルス/スパム対策、情報漏洩防止、誤送信防止やコンプライアンスのためのメールポリシー設定・実施を一元的に行う。
最新版では、S/MIMEによるメール暗号化/復号化およびメール添付書類のパスワード付Zipファイル圧縮をサーバ側で行う機能、問題のあるメールの処理履歴を記録・管理可能な「コンプライアンスインシデント管理」機能を追加することで、情報漏えい防止やメール監査機能を強化した。
個人情報保護法や日本版SOX法などにより、ネットワーク上での情報の取り扱いに細心の注意が求められ、メール本文や添付ファイルの暗号化の必要性が高まっている。しかしながら、クライアント側で暗号化を行う方法では、利用者に作業負荷がかかり、実施を徹底することは困難となる。また、コンプライアンスや内部統制のためにクライアント側で暗号化されたメールをアーカイブしても、監査時に読むことができない。
これに対して、『Mailstream Manager 3.0 日本語版』では、設定したポリシーに合わせて暗号化が必要なメールを自動的に判定し、S/MIMEによるメール本文の暗号化、メール添付書類のパスワード付Zipファイル圧縮をサーバ側で自動的に行う。これにより、暗号化前の平文メール、圧縮前の添付書類をアーカイブすることができ、社外への送信前に必要な暗号化の実施を徹底することができる。
また、『Mailstream Manager 3.0 日本語版』では、コンプライアンスやポリシーに違反した可能性のあるメールを、送信前にサーバ側で隔離し、インシデントとしてどのように処理したかを記録・管理する機能を追加した。これにより、メール監査/メール管理者は、WebベースのGUIにより、発生したインシデントをタイプ別、送信者アドレス別、重要度別などの各種条件で効率的に把握することが可能となった。
『Mailstream Manager 3.0 日本語版』の価格はオープンプライスで、センドメールの販売代理店を通じて販売し、出荷開始は、Linux版が2008年6月16日、Solaris版が7月21日を予定している。
『Mailstream Manager』は、スパム/ウィルス対策フィルタの精度の高さ、ユーザ独自のポリシー設定が柔軟かつ容易に行えることから、ISP、金融機関をはじめ多くの導入実績がある。今回、送信メールの暗号化機能を強化したことで、センドメールは、インバウンドおよびアウトバウンドの双方向のメールセキュリティを統合運用管理可能なプラットフォームを提供できるようになる。尚、初年度は4億6千万円の販売を見込んでいる。
■センドメールについて
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