エントラストジャパン、アプライアンス型メール暗号化ソリューションの新バージョン『Entrust Entelligence Messaging Server 9.1』を販売開始(2008.7.25)
エントラストジャパンは、Eメールセキュリティ・ソリューションの新バージョン『Entrust Entelligence Messaging Server 9.1』の販売を開始した。
エントラストジャパンでは、2007年10月より多階層防御によって包括的にセキュリティ対策を提供する「レイヤードセキュリティ戦略」を推進し、製品・サービスの拡充を図ってきた。『Entrust Entelligence Messaging Server 9.1』は、「レイヤードセキュリティ戦略」を実現する3つのプラットフォームの1つである“情報保護”に位置づけられる製品で、今回のバージョンアップでは、幅広いユーザ環境に対応する暗号化されたPDF形式での配信への対応をはじめ、ユーザビリティと安全性をさらに高める諸機能を向上させている。
『Entelligence Messaging Server』は、メールシステムを利用するユーザ側への負荷なく、メールを自動的に暗号化して送信することができるアプライアンス・サーバ形式のメールセキュリティ・ソリューション。暗号化方式として、国際標準であるS/MIME、多くの利用実績を持つOpenPGPに加え、特別なメール環境を必要としないWebメール等をサポートし、ユーザー環境を幅広くカバーする高い汎用性を持つ。また、これらの暗号メール形式は、受信者の環境に応じて自動的に選択され、個人情報等の機密性の高い情報を取り扱う組織において、容易な導入と安全性の維持管理を実現する。
今回のバージョンアップでは、送信メールの自動暗号化機能を拡張し、メール本文のキーワード単位等のより細かい暗号化ルールの設定が可能になる。また、新たに暗号化されたPDFによるメール・添付ファイルの送信に対応し、これによって暗号化メールの受信者が、特別な受信環境を持たずオフラインであっても、PDF閲覧ソフトとパスワードを利用して暗号化されたメール・文書を開くことができる。
さらに、新バージョンでは近年深刻な社会問題となっているスパムメール、フィッシングメールなどの迷惑メールへの対抗策として注目される最新のメール送信ドメイン認証技術「DomainKeys Identified Mail (DKIM)」に対応している。次世代技術への対応によって、より安全性の高い暗号化メールの送信が可能となる。
『Entrust Entelligence Messaging Server 9.1』の主な特長
・安全なPDF形式の暗号化配信に対応
セキュアなPDFによる、メール本文ならびに添付ファイルの自動暗号化に対応。ユーザのセキュリティポリシーに基づき、メール本文ならびに添付ファイルを暗号化されたPDFで配信、または添付ファイル(PDF)のみの暗号化が可能。『Entelligence Messaging Server』は、受信者ごとに事前に設定されたパスワードを利用して、メールを自動的に暗号化。受信者はPDF閲覧ソフトを用いて、自身のパスワードでPDF文書を開くことができる。受信者は、特別な受信環境も必要なく、暗号化メールをオフラインで開くことができるため、利用範囲を拡大でき、取引明細書や購入確認等の自動配信メール、一括配信メールの情報保護に最適なソリューションとして活用できる。
・自動暗号化ルールの拡張
自動暗号化機能で、以前のバージョンよりも多様な暗号化適用ルール設定が可能。メール本文中のキーワードをはじめ、きめ細かなルール設定により、ユーザのニーズに合わせたメール暗号化を実現する。追加される暗号化適用ルールは以下の通り。
Active Directory の送信者のグループメンバーシップ
送信者または受信者の電子メールアドレスまたはドメイン
メッセージ本文のキーワード
特定のメッセージヘッダのキーワード
添付ファイルの名前または MIME タイプ
・送信メッセージの署名を行うDomainKeys Identified Mailに対応
「DomainKeys Identified Mail (DKIM)」に対応しており、より安全性の高い暗号化メールの送信が可能。『Entelligence Messaging Server』はDKIM鍵ペアを生成し、この鍵ペアを使って送信メッセージに署名する。DKIM は、メールサーバで受信された電子メールのドメインを認証する電子メールセキュリティメカニズムで、送信者ではなく、送信側のドメインが認証の対象になる。偽装された電子メールドメインを検出できるため、スパムメールやなりすましメールの軽減に効果を発揮する。
・Webメール受信確認
Webメールで受信側が暗号化メールを受信した際に、いつ開封したかを知らせる確認メールを送信できるようになった。また、受信確認メールに返信することもできる。
・管理性の向上
以前から備わっていた、受信箱の古いメッセージを削除するクリーンアップ機能に、使用頻度が低いWebメールアカウントや、関連する受信箱を削除するためのオプションが追加されている。またユーザ情報の検索には、大規模企業で必要となるローカルノードLDAPディレクトリの指定が可能となった。これらにより、サーバ及び管理者の負担が軽減され、管理性の向上を実現している。
■『Entrust Entelligence Messaging Server』について
http://japan.entrust.com/products/entelligence/MS_index.html
■エントラストジャパンについて
http://japan.entrust.com/